組合活動(催し)

塗り壁(漆喰壁・土壁)効用

マイナスイオン効果(滝効果)
 滝の周辺にいると空気が美味しい・・・
気持ちが安らぎます。これがマイナスイオン効果です。
 塗り壁の部屋にいると落ち着く・・・
と、良く云われます。塗り壁が持つ水分がもたらすマイナスイ
オン効果です。お寺などで感じる、あの感じなのです。左官は、
壁で安らぎの空間を提案しています。
 
左官と水の関係
 左官の壁材料は、自然素材のためホルムアルデヒド等の化学
物質を一切出しません。自然素材だから水で材料を拵え、水で
養生するため強い壁が出来上がります。又、自然素材だから製
造過程でCO2の排出を抑え、再利用する際にも効率的なリサイ
クルが可能となります。
 このため左官の材料は、水によって施工しますが環境にやさ
しく、水を汚しません。
   硬化のしくみ(水により材料を練り水で養生)
     膠 ⇒ 水和 ⇒ 擬集 ⇒ 擬結 ⇒ 硬化
 
左官と健康の関係
 左官の壁は、呼吸をしています。高温多湿の日本の気候風土
に昔から順応しているのです。いわゆる木と土と紙の文化なの
です。湿度や温度によって自動的に室内が調湿されるため、水分
の多いときでも結露しません。最近使用されている「珪藻土材」
は、多孔質性。このため更にその効果を高めています。カビを
発生させません。
 
左官と防災の関係
 京都は、昔から大火が少ないと云われています。木造長屋で
も天井迄土壁が塗られていたため延焼し難いものと思われます。
又、不幸にも火災が起こっても「塗り壁」は人身事故になりま
せん。化学物質を含んでいませんのでガスの発生がなく、消火
活動も逃げる余裕もあるからです。
 火災による大勢の死亡事故は、この毒ガスの発生によるもの
です。
 
続きはこちら左官ガイドブック

9月10日の左官セミナー報告

京都の木造伝統文化を活かした安心安全まちづくりアクションプラン
「京都の土壁文化を住まい・まちづくりに活かす」
 
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 会場
 織成館
 
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   講演

 現在、世界の人口の1/3は土に関係のある建物に住んでいるといわれ、我が国でも土
壁は1300年の歴史をもっています。日本を代表する京都の木造伝統文化の竹小舞土壁
は、良質な材料と洗練された高度な技が凝縮され、その豊かな風情は多くの人を魅了して
来ました。そのなかで、京都左官協同組合が関連大学・団体と連携して取り組んだ実験と
研究により、土壁のCO2削減やホルムアルデヒドの吸着効果、抗菌性、防火材料として
の性能が科学的に明確になりました。
 
 このセミナーは、これらの研究成果の報告を通して土壁の優れた特性が、地球環境問題
が世界的に問題となっているなかで、今後の住まい・まちづくりに活かすための具体策を
市民・建築士・ものづくり関係者が集い検討するものとなりました。
 
セミナーの内容
1、土壁の魅力を最新研究から学ぶ
 「木造伝統構法と土壁の防火研究」 長谷見雄二(早稲田大学・教授)
 「京都の土壁の耐震性を証明」 田村佳英(KARTH耐震研究チーム)
 「京都の土壁の魅力を研究」 佐藤ひろゆき(京都工芸繊維大学・特任教授)

10月16日(日)のセミナーの内容

午前中 座学 ・地元の左官工法
・建築士から見た左官工法
・外壁モルタル通気構法
・現代の左官事情
午 後 実技 @小舞壁(荒壁)
A漆喰壁(パラリ)
B大津壁(ボード下地)
C外壁モルタル通気構法
D色モルタル掻き落し仕上げ

11月12日・13日「ものづくりフエア」

・左官の実演 「がんばろう東関東・東北の海」 漆喰を塗る…
  東北の海を想定、深海から海面まで漆喰20色で塗り分ける
  完成後は、深さにより海藻・魚類を描く
   …会場で実演する事で「東北」を応援
 
・一般市民(子供)の体験

無 料
@泥ダンゴ 整理券が必要(当日会場)
A漆喰絵  到着順受付
B塗り壁体験 自由
C干支人形プレゼント 先着300名 要アンケート


昨年の「ものづくりフエア」風景